中華バギーとの付き合い方

【2-07.ミッションの4速化に関する考察】
【P.M.G.のコメントです】

「よみ」さんから貴重な情報をいただきました。ありがとうございました。

P.M.G.もミッションの4速化を考えていました。
でも、結論から言うと、中華エンジンのほとんどがHO●DAのコピーエンジンといえど、各コピー屋さん(笑)で微妙に仕様が違うみたいです。(企業ポリシーだと思います)

したがって、ミッションを組み替えるより、エンジンをソックリ積み替えた方がいいみたいです。

よみです。

ミッション組み換えによる4速化についてご報告します。

一枚目の写真の上がZONSHENのATV用(バック付)のRクランクケース。
下が田中のバイク用4速リターンのRクランクケース。
で、黄色い○で囲んだ部分に違いがあります。
ATV用はキックシャフトの周囲が出っ張っていますが、バイク用は引っ込んでいました。

二枚目の写真はバイク用のLクランクケースで、都合により中身が空っぽですが、キックスタータースピンドルについているギヤは、ケースの一番奥に位置していて、メインシャフトのギヤと噛み合う様に作られていますが、三枚目のATV用(バック付)の写真では、キックスタータースピンドルのギヤは、一番手前でメインシャフトと噛み合い、一番奥にはバック用のカウンターギヤが取り付けられていました。

このバック用のカウンターギヤが奥に位置するためギヤの順番やケースの形状が異なり、バック付のケースに4速のミッションは入れられても、キックスタータースピンドルが付けられなくなります。

双方のキックスタータースピンドルには当然互換性はなく、4速用のメインシャフトにキックを使うためには、4速用のキックスタータースピンドルと4速用のケースが必要でした。

今回の載せ換え以前にはZONSHENのATV用を使っており、田中よりも仕上げが良かったため、ZONSHENのケースに4速のミッションを組みたかったのですが、以上の理由から別途LIFANの4速バイク用セルのみエンジンを部品取りに買いました。

組み換えをご検討中なら参考になれば幸いです。

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