中華バギーとの付き合い方

【4-11.ガソリンタンクの増設】

このHPの記載内容について実践される場合、全て自己責任でお願いします。愚生およびルナは、一切その責任を負いません。

ミドルサイズバギーの燃料タンク容量は、1.7Lしかありません。

これだと航続距離は50〜70kmが限界。無論、携行ガソリンタンクは携帯していますが、携行タンクでガソリンを補充するのは、結構めんどくさい。

んで、ネットオークションでガソリンタンクを検索。
当然、タンクの寸法なんか載っていないので、タンクキャップの大きさで全体の大きさを想定し、結果、選んだのはヤマハ・ジョグのガソリンタンク。落札価格500円(+送料1,000円)。タンク容量は5.5L。これなら十分です。

これで総タンク容量が5.5L+1.7L=7.2Lとなって、無給油での航続可能距離は、200km以上となります。
ただし、その他の故障が無ければの話ですが・・・。


うん。想定通り、ワンオフであるかのように、リヤボックスにかっちりハマります。


が、給油口の高さが高くで、ボックスのフタが閉まりません。(TдT)。



で、しょうがないので給油口をカットします。
白いテープを貼り付けている高さの分をカットして撤去します。



で、カットするとこんな感じです。
写真右側真ん中のリング状のものが、カット・撤去した分です。
写真右側、下の丸いヤツが、給油口です。
こいつは再びガソリンタンクにくっつけます。



こいつで、ロウ付けします。
ろう付けは、母材を溶かさないので何回でもやり直しが出来ます。
不器用な自分は、母材を溶かす「溶接」より、「ロウ付け」がいい。
熱と応力が加わらないことろは、ロウ付けに限ります。



こいつは、ろう付け初心者用の「万能ハンダRZ106」。
確か1,000円くらいだったと記憶しています。
低い温度で溶解するため、簡単にロウ付けができます。



で、ロウ付け後の燃料給油口です。仕上げはサンダーで削るのですが、これまたロウが柔らかい金属なので加工も楽です。
うん。溶接が下手っぴな自分としては、100点を上げたいくらい、いい仕上がりです。。



最後に、塗装して出来上がり。
外から見える場所ではないので塗装がケッコウ適当で、タンク表面にアバタができていますが、まあ、気にしない。。。


四隅を、ステーで固定して出来上がりです。
この燃料タンクには、燃料計センサー(写真中央の四角いヤツ)が付いていたので、ついでに燃料計も装備します。燃料計は同じヤマハのバイクで、ビーノの燃料計です。
取り付けの状況はこちらをご覧ください。

なお、メーカーをヤマハに統一したのは、同じメーカーだと燃料計センサー(抵抗値)と燃料計の相性がいいから。




燃料パイプの配管(ピンク色)です。



既設の燃料タンクは、予備タンクとして生かします。
そのため、3ウェイ燃料コックをつけました。
なんか、配管がゴチャゴチャしちまいました。
でも、まあ、これでロングツーリングにも耐えられます。
(いや、燃料の問題じゃなくって、マシンの信頼性が・・・、耐えられないかな〜)

ちなみに3ウェイは、
@標準タンク→キャブレター
A増設タンク→キャブレター
B増設タンク←→標準タンク
となります。
すなわち、重力的に高い位置にある増設タンクに給油しながら、燃料コックレバーをBの位置にすると、標準タンクにもガソリンを給油できるという便利さです。
これで、標準タンク給油時の燃料の吹きこぼれも関係なしです。



ガソリンコック・燃料配管の仕上がりはこんな感じです。

アホが外装を考えずにコックを付けたため、(ってか、これ以上低い位置にコックを取り付けると、キャブのガソリン口より低くなってしまいます)外装が邪魔で操作がしづらいので、外装の一部を部分を切り取っています。

まあ、見た目には、あまり違和感はないかと。。。(^^ゞ
 

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