中華バギーとの付き合い方

【6-07.CDIの換装】

このHPの記載内容について実践される場合、全て自己責任でお願いします。愚生およびルナは、一切その責任を負いません。
標準のCDIで、全く問題なかったのですが、酔っぱらってポチッてしまったCDIが、写真下の青いヤツ・・・。上の黒いヤツが標準装備のCDI。青いヤツが一回り大きいです。

青いヤツには「POSH RACING PROJECT」とあります。

あの世界に冠たる「POSH」でしょうか・・・。
CDIの裏側にも製造国がありません。

作りの雑さから考えると、「made in China」だと思います。

まあ、CDIであることに相違ありません。
青いCDIのコネクターです。標準的な5ピンです。詳細は下に記しています。
それぞれのカプラーにナンバーを付け、その接続先を記しています。
標準CDIは、コネクタがCDI本体に直付けのため、配線色の解説はありません。

本体ハーネスのナンバーはカプラーに接続した時、左の写真のピンに刺さるピンのナンバーです。鏡に映したように、左右が逆になりますので誤解の無いように、すぐ下の写真も参考にして下さい。
接続先 配線色
本体
ハーネス
POSH
CDI
標準CDI
@ パルスジェネレーター(エンジン)へ 白・青
A イグニッションコイル(経由、点火プラグ)へ 黒・黄
B アース線
C メインスイッチ(及びキルスイッチ)へ うす緑
D エキサイタコイル(エンジン)へ 赤・黒
これが本体側のハーネスです。各端子ナンバーは上の写真のナンバーに相当します。
これが標準CDIのイグニッションコイルへの出力電圧波形です。
波高値で65V。この電圧が高く波頭長が短いほど、イグニッションコイルはいい仕事をします。 
これが青いCDIのイグニッションコイルへの出力電圧波形。
波高値で110V。約2倍ですね〜。
お〜、期待できるかもしれません。計算上は点火プラグへの二次電圧も2倍になります。
ただ、CDIの性能としては、点火タイミングといいますか、進角設計も重要な要素ですが、それを計測する測定器を持ちません。 
取り付け金具を、倉庫の金物を加工して付けます。

冷却フィンには3mmのタップを立て、ネジ止めしました。
付けるとこんな感じ。両面テープも貼り付け、標準のCDIが付いていたステーに取り付けました。
結果はどうかと言いますと、換装する前のエンジンもすこぶる調子が良かったので、正直言ってよく分かりません。
ってか、私のような年寄りは感性が鈍っていて、また、ボケも少し入っているので、変化に気づかないのかもしれません。

@始動性:変化を感じません。
A加速:変化を感じません。
Bトルク:変化を感じません。
C最高速度:前と同じでした。
Dプラグの焼け方:前と同じです。

E燃費:30km/L→45km/L

写真のサイクルメーター、トリップ計はガソリンスタンドから自宅までの距離も加算されているので、若干距離が違いますが、燃費が向上したようです。
目を疑うばかりの向上ぶりです。
って事は、@〜Dも少しは変化しているのかもしれません。

また、キャブを換装した後、燃費を計るまもなくCDIを換装したため、この効果がキャブによるものなのかCDIによるものなのかは、不明です。

更に、今回の45km/Lは、私の田舎の、信号の少ない道で、平坦地のみを走った結果です。燃費がこんなに向上するはずが無いので、ガソリンの計測ミスも考えられます。

少し追跡調査が必要です。

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