中華バギーとの付き合い方

【6-14.電気配線(スピードセンサーの取り付け)について】
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スピードセンサーと、新しく付けたスピードメータを接続するカプラーです。青と黄色の線をクロスしています。

精密ドライバーとか先の細い工具で、カプラーの中の引っかかりを押さえて、金属端子を外して入れ替えます。

【3端子カプラーについて】
速度センサー用の3端子カプラーは、以下の通りの配線となります。「黄・緑」と「青」をクロスさせて接続して下さい。ほんと紛らわしいですね〜。(笑)
後発のメーカーが先発に合わせるか、配線色をまったく別物に替えればいいのに・・・。
ま、ルナが悪いわけではありませんので、ヨシとします。(笑)
役割 元のルナに付いていた
センサー
新しく買った
スピードメーター
備考
写真左のカプラー 写真右のカプラー
12V電源の供給線 黄・緑 この2つを入れ替えると言うことですね。
センサー信号線 黄・緑
アース線

速度センサーです。スピードメータが突然動かなくなるのは、このセンサーとスプロケットにくっつけてある永久磁石の間隔が離れてしまった可能性があります。その間隔が2mm以上空くと正常に機能しないみたいです。
ちなみに元々のルナのエンジン側スプロケットです。写真左上の配線が、ギヤポジションの信号線です。N、R、1速、2速、3速の計5本が出ています。納車時にはNとRしか配線されていません。もったいないです。機械オタクとしては、配線を伸ばして1,2,3速のインジケータランプを増設するところです。
速度センサーの結線が完了したので、こいつの速度誤差を測定します。
例によって、カーナビをテープで貼り付けます。


なお、ルナのタイヤサイズは16×8-7ですから、タイヤの直径は16インチですね。
@カーナビによる測定結果
  メーター指示値:30km/hの時、カーナビ指示値:33km/h 

A「ちず丸(←サービス終了です:涙)」とオドメーターによる測定
 近所を走行し、オドメーターの走行距離と、ネットでの距離測定ツールを比較しました。
  オドメーター指示値:5.0kmで、ちず丸:5.4km 

いずれも10%程度のマイナス誤差となりました。
メーター指示値で制限速度以内だと安心していても、お巡りさんの速度取り締まりで検挙されることになります。(笑)
ってか、ルナはそんなにスピードが出ないので、問題はありません。

【2011年02月20日追記】
最高速度(下り直線:参考値)55km/h:アクセル開度には、まだ余裕がありますが、トリッキーなハンドリングに慣れていないため、恐ろしくてそれ以上は出せません。安全第一です。

最近、ルナも体重移動で曲がるんだって事が分かりました。ただし、バイクとは逆で、右に曲がるときには、曲がり始めに極端に左に体重を掛ける。直線でも、無意識にだったにしても、変に体重移動をすると、クイックリーに方向が変わって、対向車線に突っ込もうとする。なるほど。こういう事か。。。
なお、上の写真のスピードメーターは時速40km以上には上がりませんでした。仮に60km/hとか70km/hであっても、40km/hのままだと思います。何でだろ?センサーからのパルスがうまく伝わっていないのかな?

ってんで、サンダーの砥石にセンサーの磁石を付けて検証します。百均で買ってきた丸い磁石5個をサンダーの砥石に貼り付けて、安全のために、もう一枚の砥石でサンドイッチに挟みます。(笑)
更に砥石の外側円周上にビニールテープを貼り付けて、中の磁石が遠心力で飛び出さないように。。。(笑)

一番左が、ルナから取り外したスピードセンサー。

ボリュームつまみがある黒い箱が、サンダーの回転速度を調整するやつ

一番右が、回転磁界発生装置。名付けて「サンダー(改)くん」です。(だから、いちいち名前を付けるなっちゅうねん!)
で、試してみたら、ちゃんと反応しました。サンダーの回転数に比例するようです。写真にはありませんが、80km/hを振り切りました。
センサーとメーター間は正常です。
原因は、私がスプロケットにくっつけた、この磁石(赤丸内)のようです。何も考えずに、磁石の穴にきっちり押し込んで接着してしました。
スプロケットの鉄(強磁性体)が邪魔をして、磁石からしっかり磁束が出ていないようです。
後日、この磁石を撤去して、数ミリ程度磁石の頭を突出させます。

ただ、磁石はその名の通り、「石」ですから、撤去・流用は出来ないかも。。。
衝撃を与えたら割れるかも。。。

そんときゃ、ホームセンターですね。。。でも、この手の磁力の強い磁石は意外と高価だったような。。。数百円もしたような。。。(汗)
んで、撤去したネオジウム磁石です。粉々です。
大きなホームセンターに買いに行ったら、思った通りφ5mm×3mmの大きさのものが、1個700円もしました。ルナには4個必要です。
写真を取り忘れましたが、うやうやしく、一個一個プラスチックケースに納めてありました。

くそ!ぼったくりめが!
しょうがないので、元々のルナに付いていたネオジウム(だと思う)磁石を、粉砕覚悟で外したら、いとも簡単に外れました。まるで私の失敗を予期していたかのように。。。
ルナの兄弟に乗っている皆さん。速度センサーの磁石は、一回撤去して接着剤で付けなおした方が懸命かも知れませんよ。たぶん、走っている途中で外れますぜ。

んで、スプロケットにある本来の穴にルナの磁石を埋め込んだら、やっぱし磁石の頭が出てこなくて、センサーがほとんど反応しません。

こんちくしょう!と思って、100均で買った6個100円の磁石を8個と、簡単に撤去できたルナの元々のネオジウム(だと思います)磁石4個を、スプロケットの表面に接着剤で付けてみました。
お〜いいじゃん!写真は、走り始めの時速5km/hくらいで、メーター指示値は20km/h(笑)
アイドリングちょいのタコメーター値で、スピードメーターは、既に30km/hを指しています。

この後、20km/hでメーター80km/hを振り切りました。
メーター誤差400%です(スピードメーターの針の上がり方、加速は、F1カーも真っ青です。カッケ〜!このままにしとこうかしら。。。って、メーターが振り切れっぱなしで、壊れるとまずいっすね)

遊んでないで、ネオジウムはネットで買うことにしました。φ7.5mm×7mmで一個100円くらい、予備の分を入れて、6個購入。送料込みで約1400円でした。詳細はこちら

【 結 論 】

で、色々試してみて、このメーター、磁石4個(最初の個数)では、時速40kmの時、30km表示となります。

と言うことは、
40km/30km×4個=6個で、若干大きめの速度表示となるはずです。

写真の赤丸は、標準通り付けたネオジウム磁石。緑丸は、百均で買ってきた冷蔵庫なんかにメモを貼り付けるマグネット(12個入り105円)です。別にネオジウムである必要はないみたい。(笑)

合計8個も付けると、フルスケール80kmのスピードメーターを振り切って、かっちょいいのですが、とりあえず、今は合計6個を、接着剤で装着しています。

これで、案配がいいなら、スプロケットに穴を開けて、正式にネオジウム磁石を取り付けます。
だから、何回も言いますが、100均の磁石で十分です。が、ネオジウムと言う名前がかっちょいいので、せっかく買ったので、暇を見つけてネオジウムに付け替えます。


メーター内に調整ネジがあると思う(元々ルナに付いていたメーターには有りました)のですが、元々ルナに付いていたスピードメーターを分解して、あちこち電圧とかかけていたら、「パチッ・・・」という音・小さな火花と共に、そのメーターは帰らぬ人、ゴミとなっちまいました。そのトラウマがあるため、折れた心が元に戻るまでは、メーター内に進入できない弱虫な自分がいます。
【2011年5月1日 追記】
で、どうしても、ホームセンターで売っているネオジウム磁石を紹介したかったので、先日、女房のお使いで、フローリングワックスを買いに行ったついでに、写真を撮ってきました。φ8×4mmで、765円/個は無いでしょう!ぼったくりでしょう!
ご丁寧に、一個一個パックされてるから高いんでしょうね〜。
【2011年5月2日 追記】

などと愚痴をこぼしていたら、私の友人が「ネオジウムを買うならここ!ここが絶対安い!」と紹介してくれましたので、情報提供しますね。
(だから、センサー用はネオジウムぢゃなくてもいい!っちゅうねん!)

http://www.26magnet.co.jp/products/

【2011年7月30日追加】

色々、試行錯誤を繰り返して、リアスプロケット(ドリブン・スプロケット)に5個、磁石を取り付けています。結局今のタイヤ直径(16インチ)では、磁石5個で+5%の誤差です。

まあ、プラスに出る誤差ですので、とりあえずこれでヨシとします。
正確な値は、1円で落札した自転車用の「サイクル・メーター」で管理します。
ただ、こいつは、電池を外すとオド・メーターまでリセットされちゃいますので、要注意ですね〜。

【2012年5月13日 追記】

先日、鬼より怖い鬼嫁のお使いで、百均ダイソーの文房具売り場に行った時、発見しました!

ネ、ネ、ネ、ネオジウム磁石・・・なんと8個入りで105円・・・

普通にホームセンターで買うと、たぶん3000円くらいです。

以前は「ネオジウム」と呼んでいたと思うのですが、今は「ネオジム」と呼ぶんだそうです。

知らなかった・・・。: (-_-;)



思わず、4つも買っちまいました。

普通にホームセンターで買うと、なんと12,000円!くらい。たぶん・・・。(笑)

(って、そんなに買って何するねん!速度センサー、いくつ付けるつもりやねん!てか、センサー磁石はネオジムじゃなくてもいいっちゅうに!)


こんな所に使います。ドリルのチャックに接着剤で貼り付けます。

これだと老人ボケが始まったオイラでも、置いた場所を忘れて紛失するという事態にはならない。

後のネオジウムは・・・、とりあえず使いません。

まあ、ダイソーは、突然、品替えで入荷しなくなる事がありますので・・・。(^_^;)


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