中華バギーとの付き合い方

【8-32.スイングアーム・ピボット部の補強】

このHPの記載内容について実践される場合、全て自己責任でお願いします。愚生およびルナは、一切その責任を負いません。


この手のミドルサイズバギーのスイングアームピボットは、鉄板厚4.5mmのフレームで支えています。(写真では、分かりにくいですが黄色矢印のところです)


これがその部分の拡大写真です。
4.5mmと言ってもピンと来ないと思いますが、この鉄板が、リアから受ける荷重の「全せん断力」と「曲げ応力」を担当している事になります。結構キャシャ、不安な感じです。



それで鉄板(ホームセンターの建材売り場で258円)とナットを追加して、補強することにしました。
これまで「点」で支えていたものを「面」で支えようという策略です。



鉄板を適当な大きさに切り出して、ナットを溶接します。



ナットの中のねじ山は、ピボットシャフトを通す必要があることから、12mmのドリルを通して、ネジ山を削りとります。。


仕上がりのイメージはこんな感じです。。



右側は、こんな感じ。



鉄板にネジ山を削りとったナットを溶接して、「フレーム強化パーツ」の完成です。。
相変わらず、下手くそな溶接技術で、はずかしい・・・。。。



フレームに溶接します。
本当に恥ずかしいので、こんな下手くそな溶接写真は載せたくないのですが、まあ、強度的にはしっかりと付いているようなので、勘弁して下さい。


下手くそ溶接をごまかすための、パテ盛りです。



 


。塗装すると、こんな感じ。
まあ、いいじゃん!。。



 



右側です。体感的にはほとんど何も変わらないのですが、
実は、これまでバギーに体重をかけ、サスが沈むその時、この接続部分から「カキッ!」という金属音がしていたのが気になっていたのですが、その音がすっかり消えました。

音の原因が分からないので、この強化パーツで改善されたのかどうかは正直分かりませんが、かなりいい気分です。「フワフワ」サスペンションが、一層「フンワリ・フンワリ」サスペンションに進化した感じです。

本当は、ベアリング化も考えたのですが、結構、大変な作業になるので、しばらくはこれで様子を見たいと思っています。


 

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