中華バギーとの付き合い方

101.プチツーリング(2011年7月)
ガレージが暑いので作業する気にもなれず、壮大なる冒険の旅に出ることにしました。予定される総走行距離はなんと40km!

ホント、大冒険です!故障はないか、パンクはないか、何よりタイヤの摩耗が心配です!

瞬間パンク修理剤はもちろん、あらゆる工具を持参しての旅です。
JAFだと、バギーでもレスキューしてくれるそうですが、私は、ライダーズ・アシスト(故障しても50kmまでは無料で運んでくれます。日本では最大の搬送距離です)ですので、バギーまで助けてくれるかどうか分かりません。
そのうち聞いてみようかと思っています。

若い頃、原チャで日本一周しましたが、こんなに心配なのは、歳を取ったせいだけではないと断言できます!

まずは旅の無事を祈って、近所の警察署に、2礼2拍手1礼で参拝します。
ついでに近所の神社にも、お参りします。
(どいだけ心配性やねん!)

で、この神社に寄り道する途中、ルナから「ギャ〜ン!ギャギャギャギャ!」という異音が発生。しかしエンジンが止まる訳でもなく、ハンドルがぶれる訳でも、急制動がかかった訳でもない・・・。

停まって様子を見ると、目の前に鉄工所があります。「あ〜、あの音は、鉄工所からの音かぁ〜・・・」と、自分に言い聞かせて、冒険の旅は続きます。

その後、快調に走って、九州最大の河川「筑後川」の河川敷で一休み。
いつも見る風景ですが、なぜか目には新鮮に映ります。
本日の目的地、パソコンショップに到着です。ここでパソコンのCRTに繋ぐHDMIのジャンクコードを買うのが、この旅の最大の目的です。
帰りにオートバイ部品専門店の「南海部品」に立ち寄って、エンジンパワーアップのためのステッカーを購入します。

あまりに暑いのでバイク野郎たちも、ほとんどいません。

また、「なんじゃ、あのバイクわ?」というオーラは、斜に見られている視線で感じるのですが、鳶職が着るダボダボのニッカズボンにハチマキ姿という、変わった風貌だったため、誰も話しかけては来ません。

パソコンショップから、ここに向かう道中、またもルナから「ギャ〜ン!ギャギャギャギャ!」という異音が・・・。今度は鉄工所なんかありません。

明らかにルナが泣いています。まるで、ニワトリを絞め殺しているような鳴き声というか、ガラスを爪で引っ掻いているような音というか・・・。かなりデカイ音です。

家の近所まで帰ってきました。ここに至る道中でも、またまたさっきの異音が。。。これで3度目です。

たぶんエンジンからだと思うのですが、アイドリング、吹き上がり、トルクのいずれも問題有りません。さてぇ???

また一つ、楽しみが増えました。まずはブレーキをばらして、足回りにキズが無いか確認して、異常がなかったらエンジンをばらしてみます。

どなたか、そんな異音を経験されていませんか?
40年もバイクに乗っていますが、初めて聞く音です。

なお、作業は暑いんで、涼しくなってからです。

【壮大な旅の記録】

 @総走行距離:43km(サイクルメーター読み。インターネットの「ちず丸」で計ったら42kmでした。誤差2%なら許容値内ですね。本チャンのメーターは誤差20%以上ですので、記録も取っていません)

 A燃料消費量:0.91L(燃費は45km/Lとなります。50ccエンジンですから、まあこんなもんでしょう。またガソリンタンク容量が2.7Lですから、満タンで120kmは走るということですね。サイクルメータのトリップ計が役に立ちます)

 Bタイヤ平均摩耗量:約1mm(走行前後に4つのタイヤのブロックを数カ所ずつ測定した平均値です。前後のタイヤ共に約1mm摩耗しています。すなわちタイヤブロックの高さが1cmだとしたら、約500km走るとツルツルの丸坊主になるということです。オフロードバイク(国産タイヤ)だと、かなり無茶な走りをしても5000km〜10000kmは大丈夫ですので、ルナのこの消耗量は驚異的です。

まあ、もともと舗装道路を走るブロックパターンではありませんので、これでヨシとします。
【2011年7月30日追加】

ちなみに以前、フロント・アライメントの調整ミスで、消しゴムのカスが出るようにフロントタイヤを摩耗させちまった苦い経験から、今回の大冒険の前に、タイヤブロックに水性の白塗料を塗って、4本のタイヤが均一に摩耗するかどうかを確認しました。
もう、そこまで臆病と言いますか、偏摩耗が悔しかったというか・・・。(笑)

塗ったのはあくまでも水性塗料です。なんせ中華製タイヤですから、油性だとそれだけでブロックが溶けるかもしれません。溶けたら本末転倒です。何をしたいのか分かりません。

中華製は、私の常識が通用しない新発見が目白押しですので、用心には用心です。

結果、数キロ走ったところで確認したところ、4輪とも均一に塗料が無くなって行きました。写真は取り忘れました。
これからもアライメントを調整したら、この方法で確認すると、安心かな〜・・・と。

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