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赤がカッチョええので、プラグコード・プラグキャップを換装することにしました。
( ´ ▽ ` )
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黒いヤツがノーマル。赤いコードに換装します。 |
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だだ、少し気になるのは、イグニッションコイルの大きさが半分くらいしかないこと。
たぶんコンパクト・高性能!ちゅうことでしょう!
「おお!中華も努力してるぜ〜!」
(*゚▽゚*)
と、根拠もなく感動していても、しょうがないので。。。
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とりあえず電流を測ってみました。
エンジンの回転数は、ご近所のご迷惑とならないよう、2500rpm一定。
電流計は正弦波交流電流計だから、パルス波形に対しては絶対量そのものはあまり意味を持ちません。
あくまでも比較値(相対値)で判断します。
元から付いてる純正(黒いコード)は82.0A
うん、なるほど。。。。 |
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で、今回の赤いヤツの電流値は17.4A。
うん、なるほど。。。
え?1/4やん! (;゚Д゚)!
性能、低下じゃん! |
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電流が、小さくなるということは、エネルギー量が同じなら電圧が高くなっているということか???
と、善意に解釈しようとしても、そりゃ無理!(;∀;)
だって、コイルの巻線数が多い方が高電圧になるだもん。
だから、黒が高性能だもん。
てか、いくらコイルで高電圧を発生させることが出来ても、スパークプラグの放電開始電圧は、コイル性能ではなく、シリンダ内の圧力と端子間のギャップ長で決まるから、最高電圧に到達する前に放電を開始するわけで、すなわち最高電圧は無関係のはず。(たぶん・・・)
そして、一旦、放電を開始したら回路は短絡状態(ゼロ電圧)となるから、やっぱスパークのエネルギーは、電流値の大きさで考えるべき。
となると、電流値が1/4っちゅうのは良くない・・・。(たぶん・・・)
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んで、元の黒コードに付け戻すだけだと悔しいので、この長くてブラブラ不安定なコードをチョン切って短くします。
イグニッションコイルから、プラグまでの長さは短ければ短いほど電圧降下は少なくなり、高エネルギーをプラグに供給できます。
(ま、理論上はそうですが、性能上はほとんど影響ないと断言できます!) |
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プラグコードとプラグキャップの接続方法は国産も同じで、右ネジでねじ込んであるだけですので、ペンチで適当な長さでチョン切って、ねじ込みます。 |
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で、今回の作業の最終形態です。
あ、今回の休日も無駄な作業をしてすまった・・・。
(;ω;) |
【2012年11月17日追加】 |
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と言うことで、このままでは消化不良なので、コイルはデカイやつを、コードは赤いやつを使うため、途中でぶった切ってつなぎます。 |
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ぶった切った後、絶縁体を斜めに削ります。
昭和の電気屋の技術です。「ペンシリング」と言います。
「それは・・・、『ペニシリン』と言います!」
そりゃ、ドラマ「仁」だっちゅうの!ヽ(`Д´)ノ
ペンシリングは、文字通り鉛筆を削るように絶縁体に傾斜を付けて削ります。
メリットは、
@切断によって絶縁強度が低下する絶縁体の切り口、すなわち導体から絶縁体表面までの距離を長く取れる。(絶縁耐力の低下を最小に出来る)
A曲げ応力が加わっても、応力が切断面1箇所に集中しないため、機械的強度を高くできる。
Bテーピングで、コブができない。
などなど。
今ではほとんど使われない技術ですが、先人の知恵は素晴らしい!
しかし、黒い方の芯線の細いこと、細いこと。。。赤い線の半分しかありません。
2〜3回曲げると破断しそうなくらいの強度です。
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ハンダ付けします。 |
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絶縁テープでテーピング。
テープのコブができません。 |
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その上に熱収縮チューブ。
水の浸入を防ぎます。 |
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その上に、ビニールテープとその端には結束バンド。
これらは不要かもしれませんが、まあ、保険です。 |
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と言うことで、出来上がりです。 |
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本ページの、最初の写真と同じものです。(笑)
今のところ、エンジン快調!です。
ヽ(*´∀`)ノ |