中華バギーとの付き合い方

【8-16.フロント・サスペンションの換装】

このHPの記載内容について実践される場合、全て自己責任でお願いします。愚生およびルナは、一切その責任を負いません。

あり得ない金額で落札した銀色のサスペンション(写真左上)は、コイルをカットすることで、バネの強度はいい案配になったのですが、ダンパーがイマイチ効いていませんでした。減衰せずにフワフワした感じが続きます。

んで、酔っぱらって落札した、一見、「オーリ○ズ・サスペンション」

名前は「YSS」サスに似ていますが、「YOSS」です。「O」が中に入ります。「良し!」に、東北地方の訛りが入って「良ッス!」と読むのでしょう。

また、世界に冠たる、「オー○ンズ」に比べると値段が1/10くらいでした。
見た目、そっくりそのまま「オーリン○」です。


箱の裏側です、
もはや製造国すら書いてありません。パーツは全て中華で統一したかったのですが・・・(って、そりゃ心配しなくても中華だよ!)

んで、車種別の長さが記載されています。320mmから335mmまでは調整できそうです。

また、オークションでの説明では、「適用車種は250cc〜400cc」とありましたが、この箱を見る限り、50cc〜125ccみたいです・・・。:汗

ま、小さいことは気にしない、気にしない。。。


箱から出すと、手触り・品質的には、かなりイイ感じです。
こりゃ、期待できるかも・・・。

今まで付けていた両脇の銀色のサスでは、ケツアゲで高さを稼いでいましたが、ケツアゲも不要となります。

サブタンク付きで、ダンパー強度も調整できそうです。(オークションの説明では、ダミーではないとの事でした)

んで、付けるとこんな感じ。まったくのポン付けで、取り付け施工時間20分です。

キャスター角をかなり寝かせているため、ロアアームの取り付け部分は、標準の取り付け点から、かなり後にズラす事になります。取り付けステーから外にはみ出して、丁度OKです。(黄丸)

画像をクリックすると、ユーチューブの動画に飛びます。
結論から言いますと、こいつはお買い得でした。

ダンパーもいい具合です。サスは、車重も含めて乗車した時に1/4〜1/5程度沈むのが理想的です。沈み過ぎると底付きするし、沈まなかったらサスが伸びた時に役目を果たさない。

ねらい通り、ドンピシャのサス・フィーリングです。

20年前のアメ車が、エンジンと車重、すなわち図体ばかりでかくて、ユルユル・フワフワの軟弱足回りですが、あんな感じに仕上がりました。
高級車仕様の乗り心地です。

路面の段差も怖くありません。凸凹をしっかり吸収してくれます。
キャスター角をメチャメチャ寝かせて直進性を上げたことも幸いしているようです。
ただし、ラフロードを走ると、全く踏ん張りが効きません・・・。
まあ、このバギー、ラフは走りませんので・・・。(それじゃバギーて言わねぇだろ!)

これで、フロント足回りのセッティングは完璧に完了です。
長い道のりでした。もっとも「手間」と「時間」と「お金」がかかった部分です。

(おっと、鬼嫁の許可が出ていないので、フロントタイヤ・ホイールの履き替えがまだでした:涙)

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