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さすが、中華。タイヤのバランスがすごく悪い!
ってんで、ホイールバランスを調整します。
近所のホームセンターで、キャスターを買ってきました。 |
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こんな感じで、キャスター台を作ります。 |
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センター軸に適当な金属パイプを通して、キャスターに乗せ、しばらく放置します。
真下に来る所が最も重い部分ですので、その反対側(すなわち、真上)にバランスウエイトを貼ります。
基本的には、これだけで通常走る分には支障のない、バランス調整が出来ます。 |
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ただ、今回は、ざっくり計った時のバランスウエイトの重さが172gもあったので、より、ウエイト量を少なくするため、ホイールとタイヤの組み合わせ位置を変えてで、最適場所を模索します。
普通にホイールバランスを取るだけなら、不必要な作業です。
まずは、タイヤにマーカーで印を付け、この印とホイールの空気を入れるバルブとの相関位置を押さえます。 |
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ビードを落として、タイヤとホイールの縁を切って、それぞれ別々に回るようにします。
ビード落としに使ったのは、孫の鯉のぼり用アルミパイプと木片です。
今日は、女房は娘と日帰り温泉旅行です。
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で、ホイール側は空気入れの口金を目印にして1/8ずつ、タイヤをずらして行きます。
手順として、しばらく置いておくと、最も重い場所が最下点に来ますので、その点を90度横に持ってきます。ここがバランスが取れていないために発生する、回転モーメントが最大になる場所です。
その状態で、切った輪ゴムの先に釣り針を付けて、タイヤのブロックに引っかけ、ホイールセンターと同じ高さに静止させます。(私の場合、支柱に建築用ブロックを使っていますので、地べたから約45cmです)
この状態で、ゴムの伸びを計測します。ホイールバランスがチャンと取れていればゴムの伸びは0cm(ゴムに負荷はかからない)のはずです。
これを、ホイールとタイヤをずらしながら8回(4回でも、16回でもいいのですが、今回は8等分しました)計測し、最もゴムの伸びの小さいところで、タイヤとホイールを組み付け(ビードを上げる)ます。
ホイールのアンバランスとタイヤのアンバランスが極力相殺される(最もバランスの取れている)所を探しだそうとしている訳です。
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で、ビード上げ作業が終わったら、必要なバランスウエイト量を測定します。
今日は、女房は娘と日帰り温泉旅行です。
まずは、自在に重さを変えられる、ネンドを貼り付けて測定します
えっと、結果は、
@左ホイールのバランスウエイト:95g・・・・
A右ホイールのバランスウエイト:190g! すげ〜!
と言うことで、速攻、近所のタイヤ屋さんにバランスウエイトを買いに行きました。
以下、店員さんとの会話です。
愚生「すいません、バランスウエイトを100gぐらい分けてもらえませんか?」
店員「100gですか!基本的にホイールバランスを調整するのは、フロントタイヤだけでいいんですよ〜」
愚生「ええ、フロントだけです(さすがに、タイヤ1本分とは言えませんでした)」
店員「え〜、そりゃ、フロントだけで100gとは、バランスの悪いタイヤですね〜、中国産じゃないんですか?」
愚生「(すげ〜!さすがプロ!一発で見破ったよ!)ええ、そうなんです。安物買いの銭失いっちゅうやつですよ!ははは!」
店員「そりゃ、大変ですね〜。じゃあ、これ、差し上げますので、何かあったらご連絡下さい」
愚生「え?タダでいいんですか?すいません、助かります」
店員「はい、でも何かあったら、この名刺にご連絡下さい。お手伝い出来ると思います」
愚生「ど〜も〜・・・」
中華タイヤと分かった時点で、「コイツはすぐに国産タイヤを買いに来る!ここは貸しを作っとけ!」と予測されたみたいで、バランスウエイトはサービスでもらって来ました。
なんか、素直に喜べない・・・複雑な心境です。
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で、95gでこんな感じ。ウエイトがホイールをはみ出してます。付かない・・・。 |
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こちらが125g。本当は190g付けたいのですが、ウエイトが足りません。ってか、買ってきたとして、どうやって貼り付けよう・・・。もう、笑うしかありません。(笑) |
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と言うことですが、「中華製品は全て粗悪品!」では無いと思うので、とりあえずここでは、極悪タイヤメーカーを紹介します。
ジャジャジャ、ジャ〜〜〜ン!これが、人類史上、最悪のタイヤメーカー!
「QING DA(キィュング ダ?)」
です!
やっぱ、タイヤ屋さんが言うとおり、タイヤは国産に限ります。
(でも、国産タイヤを4本買うと、本体価格より高くなりそう!)
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【2011年11月24日追加】 |
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最近は動画に凝ってて、ホイールバランスの調整と、鉛インゴットバランスウエイトの製作を動画にしました。
BGMは、ネットからフリー素材を拝借しました。世の中には殊勝な人もいるもんです。心から感謝申し上げます。 m(_ _)m
画像をクリックすると、ユーチューブにジャンプします。
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【2011年11月27日追加】 |
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鉛インゴットバランスウエイトです。
目立たないように、黒で着色しています。 |
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言い忘れていましたが、ホイールバランスを取っても、タイヤが丸くない?ホイールが丸くない?フランジのセンターが出ていない?ため、結果、回転中心がずれています。
何も考えずにタイヤ・ホイールを安直に組み付けてみて下さい。
それをジャッキアップして手で回すと、路面に接地する部分としない部分が出てきます。(黄色矢印)
その差が少しならいいのですが、大きいとウォン、ウォン!と上下震動を増幅させてしまいます。
バランスウエイト以前の問題です。
原始的な方法ですが、私は、ホイールを仮止めしてジャッキで浮かせ、トンカチでタイヤの外側(接地する箇所)を叩いて、センター軸を出すようにしています。
これだけでも回転のスムーズさが、かなり違います。
なお、回転方向と直角(横)方向にも、ウネウネと脈打って回りますが、これはどうしようもありません。(笑) |
【2013年8月19日追加】 |
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フェンダーをケータハム・スーパー7風にしたのはいいのですが、タイヤとフェンダー(正確には、タイヤ接地面とフェンダーを支えているステー)が当たります。
フェンダー取り付け時には、1センチほどの空間を確保したはずなんですが・・・。
よくよく調べてみると、どうも遠心力でタイヤ接地面(中心線)が膨らんじゃってるみたい。速度を上げると「ザッ、ザッ、ザッ、ザッ」と当たります。
え?「ザッ、ザッ、ザッ、ザッ」って、何か当たるところと当たらないところがある・・・。
ってことは、タイヤが丸くないってか・・・。(-_-;) |
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と、言うことで調べてみました。
タイヤの前にウマをおいて、基準となる鉄板をまたがせます。 |
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これがタイヤと鉄板が最も近づいている時。その間隔は0mmです。 |
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こちらが、最も離れている時。その間隔は2mm。たかが2mmと思うなかれ、
この偏心は、フロントタイヤの場合、ある特定の回転数で共振現象が発生し、致命的なハンドルぶれとなって、ライダーに襲いかかってきます。 |
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こちらが、丸くないタイヤの動画です。
画像をクリックするとユーチューブに飛びます。
中華、恐るべし! (`・ω・´)ゞ
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