中華バギーとの付き合い方

67.ハンドリングに関する考察

このHPの記載内容について実践される場合、全て自己責任でお願いします。愚生およびルナは、一切その責任を負いません。

私を含め、バギー乗りは、皆さん「公道で、まっすぐ走らね〜ぞ!」とかなり悩みます。

走りがトリッキーと言いますか、路面のギャップやうねりに翻弄され、思わぬ方向にすっ飛んで行きます。

その原因は色々あると思うのですが、ツラツラ考えるに、原因のひとつはタイヤ形状ではないかと思うんですね〜。

特に上の写真のように「和太鼓の胴」のような断面形状のタイヤでは、不測のハンドリングが起きやすいと思うンです。

イメージ図をアップしてます。手書きで・・・。(笑)

@通常、タイヤ
は、そのセンターが路面に接地していますが、道路のワダチなどで路面にうねりがある場合、接地面がずれます。

A左図は、ワダチによって、タイヤの外側が接地した場合を描いています。

Bこの、和太鼓の胴のようなタイヤは、タイヤセンターから外側に向かって、タイヤの直径が短くなります。(若干ですが・・・)

C図のように斜面と平行に空き缶(円柱)を転がした場合、空き缶は重力によって斜面の下に向かってころがります。人間の生理的感覚もこれを自然体と受け取ります。

D次に左右で直径の異なる紙コップ(円錐台)を図のように斜面に平行に転がします。すると、直径の短い方向、すなわち斜面を登る方向に、重力に逆らって転がっていきます。

これが、あらぬ方向に走り出す原因のひとつではないかと思います。
特に、感覚的に体は「下に行くはず」と思っているのに、上に向かう訳ですから、違和感は倍増します。

で、対策ですが、この「和太鼓タイヤ」をお持ちの方は、これを前輪ではなく、操舵性に無関係な後輪に使って、前輪は、車のタイヤのように全面接地するタイプか、逆にバイクのタイヤのように、細いタイプに替えると言うのはどうでしょうか。

タイヤサイズは8インチより10インチ、10インチより12インチの方が直進性は向上しますので(厳密に言えばホイールサイズではなく、タイヤ直径ですが)この際、ついでですからフロントのインチアップも手かなと・・・。

下手な絵ですいません。キャドを使うと、歳のせいで肩が凝って・・・。(笑)

【2012年12月09日追加】

先日、酔っ払ってヤフオクで遊んでいたら、悪い癖で和太鼓タイヤ(10インチホイール)をポチってしましました。
サイズは235/30-10。重さ6.0kg/本です。

今付いているやつは、重量は7kg強で、
フロント:19×7.00−8
リ  ヤ:18×9.50−8

参考までに、元々のやつは
16×8×7。重さ4.0kg/本
左から、
・19×7.00−8
・16×8×7
・235/30-10(今回ポチった和太鼓タイヤ)
・18×9.50−8
です。
タイヤの外径は、今度買った10インチが最も小さいですね。

で、そのインプレは次のとおりです。
あくまでも、現状(8インチホイール)との比較と言うことで。。。

【和太鼓タイヤの特徴】
重量が軽いため、バネ下荷重が小さく、扁平タイヤ(サイドウォールが薄く、ショックを吸収しない)の割には、乗り心地は良い。
○小回りが効く。(タイヤ直径が小さいことがその要因と思われる)
○走行時のハンドリングが軽くなった。

×接地面が「線」のため、停車時のハンドルの据え切りがほとんど出来ない。メチャ重たい。ハンドルポストが折れそう。
×直進安定性が悪い。横っ飛び復活!これは主にタイヤ径が小さいためと思われる。また、上記、断面形状もそれに加担している可能性がある。

と言うことで、何に重点を置くかで好みが分かれると思います。
だだ、ルナの場合、写真のとおり、フロントフェンダーとの隙間が・・・。(^_^;)
ということで、元に戻しました。

また、無駄な作業をしちまいました・・・。

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