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なぜか、キルスイッチ(kill switch:殺す スイッチ)がハンドルの左側に付いています。
たぶん、バックミラーが右にあるので、ハンドルバー・スペースのバランスを考えての事だと思います。
でも、キルスイッチは、セルスターターボタンの近くになければいけません。
特に病み上がりのマシンとか、クオリティの低いマシンを始動させる場合、意識が「故障で動かないかもしれない・・・」という事になっているので、セルボタンを見たとき、同じ視野にキルスイッチがあったほうが、始動時のヒューマンエラーが少なくなります。
バイク歴40年の愚生が言うのですから間違いありません。
「いくらセルを回してもエンジンがかからない・・・。まだ、故障が直っていない・・・。キャブか、プラグか・・・」って、頭の中はそれでいっぱいになります。いろいろ手を尽くしてあきらめて、ふとハンドルを見ると、キルスイッチがOFFだったりします。(笑)
また、分厚い手袋だと、ヘッドライトスイッチなど、他のスイッチを扱った拍子にキルスイッチに指がかかってエンジンがストップします。それがコーナリングの真っ最中だったりすると、突然エンジンブレーキがかかって地獄を見ます。
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