中華バギーとの付き合い方

【5-02.キルスイッチの付け替え】
なぜか、キルスイッチ(kill switch:殺す スイッチ)がハンドルの左側に付いています。
たぶん、バックミラーが右にあるので、ハンドルバー・スペースのバランスを考えての事だと思います。

でも、キルスイッチは、セルスターターボタンの近くになければいけません。
特に病み上がりのマシンとか、クオリティの低いマシンを始動させる場合、意識が「故障で動かないかもしれない・・・」という事になっているので、セルボタンを見たとき、同じ視野にキルスイッチがあったほうが、始動時のヒューマンエラーが少なくなります。

バイク歴40年の愚生が言うのですから間違いありません。

「いくらセルを回してもエンジンがかからない・・・。まだ、故障が直っていない・・・。キャブか、プラグか・・・」って、頭の中はそれでいっぱいになります。いろいろ手を尽くしてあきらめて、ふとハンドルを見ると、キルスイッチがOFFだったりします。(笑)

また、分厚い手袋だと、ヘッドライトスイッチなど、他のスイッチを扱った拍子にキルスイッチに指がかかってエンジンがストップします。それがコーナリングの真っ最中だったりすると、突然エンジンブレーキがかかって地獄を見ます。

と言うことで、キルスイッチをハンドルの右側に移設しました。本当はブレーキレバーより右に持ってって、よりセルボタンに近づけたかったのですが、ブレーキレバーが遠くなるため、ここでヨシとします。

なお、販売店さんの説明書には「切るスイッチ」とありました。まあ、意味は通じますので、それでヨシとします。

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