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新しく付けたフロントディスクブレーキには、ブレーキレバーの所にブレーキロック機能が付いています。(車で言うサイドブレーキです)
ルナは、リモコンでエンジンが掛かるように改良しているのですが、エンジン始動時に突然走り出す事を防止するため、ミッションがニュートラルの時のみ、リモコンが機能するよう電気回路をいじっています。
すなわち、このブレーキロック機能が無いと、坂道に駐車していると、ニュートラルで駐車するため、コロコロと走り出すと言うこと。
ただ、このロック機能、ブレーキラインがエアを噛んでフニャフニャであることが前提みたいで、エア抜きが完璧のガチガチだと、黄色円内のロック装置がレバーに当たって、使えません。
設計ミスなのか、製造ミスなのか・・・。
とにかく、そのままでは使えません。
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で、ブレーキのピストンロッドを押す赤矢印の部分を削ります。
あまり削りすぎると、パニックブレーキの時に「パキッ!」と折れる恐れがあるので、ロック装置を固定しているポッチ(黄色矢印)部分も削って、ロック装置の取り付け角度を調整します。
こちらも削りすぎると、折れる恐れがありますが・・・。
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これで、人差し指1本で、スムーズにブレーキロックが掛けられるようになりました。
しかし、増設とか改造とかなら、こんな調整が必要なっても文句は言えないのでしょうが、ブレーキセット、アッシーで買った訳ですから、何ともおおらかな国民性だなと、感心させられます。
ま、値段が値段ですから、しょうがないか・・・。
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【2012年3月10日追加】 |
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で、実はその後、フロントブレーキレバーがシットリと動かず、カクカクと動くようになっちまいました。
最初は、「取り付けボルトの締めすぎだろう」くらいに思っていたのですが、そうではありません。
悩んで、悩んで、試行錯誤を繰り返した結果、原因は削ったレバーの形状にありました。
カクカク動く原因は、最初に削ったブレーキレバーの、ピストンロッドとの接点は黄色矢印の部分で、ここではロッドの中心が押されず、ロッドの端を押していました。
これだとピストンロッドに斜めの荷重が加わるため、スムーズに動かなかったようです。
対策として、更に赤線のように削り込み、ロッドの接点を青矢印の所に移動させました。
たった、数mmの移動ですが、これでレバータッチが劇的に改善されました。
「なんだ、そんなことか」と思われるかもしれませんが、原因が分からず、結構悩んだ所です。
だって、それまでのブレーキレバーは、一定荷重をかけるまで動かず、その荷重点を過ぎた時点で、カクッ!と制動がかかるわけですから、そりゃ、大変ですがな!(笑)
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【2012年5月13日追加】 |
上の写真の通り、ロッドの接点を青矢印の所に移動させ、ブレーキレバーのタッチはしっとりとスムーズに動くようになったのですが、ブレーキが効かなくなりました。
力一杯、フロントブレーキを掛けた状態でも、車体を手で押せば前に進みます。
え?何で?
原因の技術的な究明は出来ていませんが、たぶん、力の加わる作用軸が微妙にずれたせいだと思います。
暇を見つけて、アルミ溶接棒で肉盛りして、元の形状に戻して、原因を探りたいと思っています。
このHPを見られて、「僕もブレーキロックが出来るように改良しよう!」と思われた方・・・。
ここを削るのは、リスクが伴いますので、やめた方が賢明です。
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