中華バギーとの付き合い方

【2-09.ガスケットの製作】

このHPの記載内容について実践される場合、全て自己責任でお願いします。愚生およびルナは、一切その責任を負いません。

切り出し用のガスケットシートを買うお金がないので、ガスケットを自作します。
パーツショップ「ダイソー」で、適当な厚さの厚紙を買ってきます。
小さいガスケットなら、使用済みのハガキで代用できます。
死んだオヤジが言うには、「紙が燃えるのには、空気が必要。ガスケット部分は強く挟み込まれているため、空気が供給されない。よって、ガスケットは紙で代用できる」ということ。ホントかよ?!(`・ω・´)

ちなみに、本物のガスケットにライターで火をつけると、難燃焼性で自然に消えますが、火をつけた瞬間は燃えます。

試されてもいいですが、中華ガスケットには、(たぶん)アスベストが含まれているので、その煙は吸い込まないように。。。

また、ボルトを通す穴を綺麗に加工するために、7mmと8mmのポンチも同時に購入。
まずは、適当な紙で型を取ったのですが、その作業の写真は撮り忘れました。

まあ、適当に。


型紙をハサミとクラフト用のカッターナイフで切り出します。

あまりいい加減に切りだすと、走行中、紙がオイルに溶けてオイルの品質を落としますが、まあ、そう厳密に切り出さないといけないものでもありません。

まあ、適当に。


切り出し途中の状態です。
まあ、適当に。

上の灰色のガスケットが、バギーに取り付けてあった中華純正ガスケット。

その他のガスケットは、バラす時に粉々になったため、ガスケットの新規製作にあたってはパーツから型取りしています。

赤に着色したのは、写真撮影する時に目立つように。それ以外の理由はありません。

 
シリンダヘッドはこんな感じ。カッツリ型通りではありません。ってか、ヘッド側で型取りしていますので、ヘッドのこちらのカム側では、すでに接触面の形が違うということ。

まあ、中華ですから、そのへんは適当に。


パーツの名前は何だったか・・・。まあ、こんな感じです。




本当は円に切り出しているのですが、タワんでいるため、◯ではないような・・・。
まあ、こんな感じです。

クランクケースと、シリンダの間のガスケットです。

 
こんな感じで。
 

最後は、厚紙ガスケットの両面に液体ガスケットを塗布して組み立てるのですが、こいつはある意味、接着剤ですので、厚紙ガスケットは使い捨てとなります。
パーツを分解する際には粉々になります。

ただ、こんな厚紙ガスケットでも、レースに出るなど過酷な使い方でなければ十分使用に耐えてくれます。

まあ、汎用のガスケットならA4サイズで500円〜1,000円くらいで買えますので、私のような貧乏人でなければ、ケチるところでは無いかもしれません。

 


他のエンジンに流用できるとは限りませんが、型取りしたものをアップしてみました。
必要な方は画像をクリックした後、右クリックで「画像を保存する」でお持ち帰り下さい。

ゼロから型を作るより、まあ、ちっとは助かるのではと。。。(=^・^=)

プリンタでガスケットシート(500円〜1,000円程度で販売されています)に直接印刷できますが、印刷する際は微妙に拡大縮小されることがありますんで、まずは、適当な紙に印刷して、グラフのマス目の大きさを見ながらサイズを微調整して下さい。


 
【2013年10月17日追加】
 折しも、掲示板でエンジン・ブローの話が盛り上がっていまして、諸先輩方から「ガスケットが抜けた事がある」という情報を頂戴いたしました。
 え〜、中華ではありますが、本来のガスケットでもこういう事が起きますので、どうぞ厚紙ガスケットを採用されるにあたっては、相応の覚悟をお願いしますね。。。





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