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ルナのセルモーターは、ブレーキをかけた状態でないと回りません。始動用のキックペダルが無いので、始動はブレーキをかけることが必須となります。
そんなフール・プルーフ・システムはウザイので解除します。
ってか、少しでもバッテリー電流をセルに供給したい訳です。
やり方は簡単です。セルの電源をブレーキランプの点灯回路から取ってあるから、こういう不都合(笑)が生じる訳で、単純に12VのACC(アクセサリー)線から取れば良いだけ。
やり方はこうです。
・赤矢印@(赤配線)がバッテリーからメインスイッチに向かっている12Vの常時荷電されている線。
・赤矢印A(黒配線)がメインスイッチから帰ってきたACC線。
・したがって、この黒配線をぶった切って、二股のギボシを取り付け、緑矢印B(緑配線)に繋ぎます。この線はハンドルのセルスイッチに向かいます。
・緑矢印C(黄配線)はセルスイッチから帰ってきた線。これをセルリレーに向かっている配線に繋ぎます。
・Dは元々のブレーキランプの配線です。今回不要になるので撤去しました。
・A’は車体全体に向かうACC線です。
要約すると、D−B間をぶった切って、B−Aを繋ぐと言うことです。
B、Cの接続は逆でも問題有りません。ハンドルのセルスイッチを、行って帰ってくるだけの線ですから。
ついでに、写真のギボシの付け方は間違っています。通常は、ギボシが外れても車体と短絡しないよう、保護カバーの覆いかぶさっているメス側を、電圧が伸びてきている方に使います。
私の場合、配線の行き先を優先させ、こっちの方が整理整頓できるぜ〜!と、いうことで逆に付けています。
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