中華バギーとの付き合い方

【8-06.チェーン・テンショナーの取り付け】

スイングアームを長くしたせいで、チェーンの暴れ幅が大きくなって、スイングアームとチェーンが当たって、「カチャ、カチャ、カチャ、カチャ」とうるさいです。
特にサードギアで加速するときは、排気音よりうるさい。

「カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ!」ってな感じです

その対策として、チェーン・テンショナーを付けます。
@は、建築資材コーナーでゲットしたL字ステー。
Aは、住宅の引き戸の下に使うローラーですね。2個組で200円くらい。今回は4個使いました。
Bはスプリング。100円くらい。でも取り付けてみて、このスプリングでは十分なテンションが得られなかったので、最終的には使っていません。

で、材料代は約600円といったところです。

出来上がりはこんな感じです。赤いのは測量杭に使うヤツ。よくアスファルト道路なんかに測量の目印で打ち込んでありますね〜。1個40円くらい。2使買いましたが1個しか使いませんでした。

棒状スプリングは、自転車スタンドに使われているやつです。倉庫に中古のヤツがあったので、それを使います。
別方向から見ると、こんな感じ。
緑○が、チェーンテンショナーの支点です。元々はサスペンションを取り付けるステーでした。ここにボルトを差し込んでチェーン・テンショナーを取り付けます。

黄色○は、自転車スタンドスプリングの取り付けボルトです。これももうひとつのサスペンション取り付けステーでした。
下から見たところ。
測量杭の赤いマーカーがかっちょいいです。チェーン脱落防止の役目をしてくれます。


(注)このHPに掲載されている内容について実践される場合、全て自己責任でお願いします。愚生およびルナは、一切その責任を負いません。
で、走ってみたものの、チェーンの音が、

「カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ!」

まではなくて、少し低減しましたが、

「カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ!」って感じです。

んで、どこから音が出ているのかと、後輪を浮かせて、音の発生場所を、倉庫内で探します。

ひょっとして、フロントスプロケットの遊びかな?ってんで、カバーも外しました。
当たっている場所を特定するために、自転車のタイヤチューブを切り開いて、スイングアームの下、全面にテープで貼り付けます。

この状態だと、「カチャ、カチャ」音は全く出ません。音の発生原因はフロントスプロケットの遊びではなく、チェーンとアームの当たりだと言うことです。取り付けたゴムの位置のどこかで、チェーンとアームが当たっていたと言うことですね。
あら〜!何てこったい!スイングアームの全長、そのほとんどでチェーンがスイングアームに当たっていることが判明しました。
原因が分かれば、対策は簡単です。ホームセンターで、内径20mmのビニールホース(補強メッシュ入り)を買ってきました。50cmで240円です。
付ければ、こんな感じ。スイングアームをプロテクトするので、名付けて「アーム・プロテっくん」です。これで、カチャカチャ音は完全に撲滅できました。半分しか使っていないので、材料代は120円ってことになります。

しばらく様子を見て、調子が良かったら、赤色で塗装します。
問題が出るとすれば耐久性です。「アーム・プロテっくん」の消耗が実用にならないほど激しかったら、このページに追記します。追記がなかったら、まだ、健在ということです。


なお、「アーム・プロテっくん」のおかげで、 「カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ、カチャ!」は無くなったのですが、

@チェーンテンショナーのテンションが強すぎる?
A引き戸ローラーの直径が小さい?

のいずれかの理由で、チェーンテンショナーから、

「グワァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!」という音が出ます。特にエンジンブレーキをかけたときの音がデカイです。

「カチャ、カチャ!」が「グワ〜ン!」に変わっただけのような気がします。男のおもちゃはステルスでなければなりません。
んで、とりあえず「チェーンテンショナースプリング・テンション・アジャスト・ステーくん」を取り付けます。(ネーミング考えるの、めんどくさがってねくね?
イラッ!てしてね?)

まずは、材料を仕入れます。140円のL型アングルです。
それを切ったり曲げたり、穴を開けたりして、「チェーンテンショナースプリング・テンション・アジャスト・ステーくん」をこんな感じに仕上げます。ボルト・ナットは作っていません。市販品です。
「チェーンテンショナースプリング・テンション・アジャスト・ステーくん」をこんな感じで取り付けました。
別の角度の「チェーンテンショナー・スプリング・テンション・アジャスト・ステーくん」は、こんな感じ。(名前を呼ぶのが、かなりめんどいです:汗)

また、ちょっとボルトが長すぎます。美しくないですぅ。後日、短いヤツを買ってきます。

でも、「グワァ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ン!」が、かなり軽減しました。思い通りです。しばらくこのままで、ローラーの耐久性を検証します。

引き戸ローラーを交換し、その径を大きくすれば、更に騒音を低減できると思うのですが、1個100円もしますので、しばらく様子を見ます。

【2011年12月10日追加】

やっぱり、「グワァ〜〜ン!」はクールではないので、やり替えます。

12Tのスプロケットが余っていたので、ローラーを外して、スプロケに取り替えです。

ってか、サイズがまったく違うので、ステーから新規に作り直しました。
「チェーンテンショナー・スプリング・テンション・アジャスト・ステー君」はそのまま流用です。

特に気を遣ったのは回転部分。ベアリングを入れ、スムーズな回転にします。

使ったベアリングは、
「ミニチュア玉軸受・小径玉軸受 標準型 フランジ無し。NTN605ZZ」

というやつ。1個150円、送料500円くらい。お決まりですが送料の方が高い。(笑)

買ったのは、インターネット・ホームセンターモノタロウ。 
まあ便利な世の中になったもんです。

で、最近は動画編集にはまってまして。。。(笑)
画像をクリックすると、ユーチューブに飛びます。
【2012年12月02日追加】

実は、上記チェーンテンショナー、「グワァ〜〜ン!」が、完全に無くなった訳ではなく、「何で音が消えないんだろう?」と不思議でした。

で、撤去してみると、音の発生は取付けステーのこの部分にチェーンが当たっているせいでした。
黒の塗料が剥がれて銀色、ピカピカ! (´・ω・`)
今度は、ステーのクリアランスが狭かったみたいです。


で、作り直しました。左がこれまでのヤツ。試行錯誤を繰り返したせいで、けっこう複雑な形状になってまいました。

右が改良版です。
構造をシンプル(軽量化)にして、念のため、チェーンがステーに当たらないよう緩衝材(矢印の白いパーツ)を貼り付けました。
最終的にはボルト止めしてます。

緩衝材は、お決まりで「バイクパーツ専門店、ダイソー」で購入した、台所用「まな板」から切り出しています。
ポリプロピレン製です。

包丁を相手にする素材ですから、柔らかく、でも適度に強度があります。


これもお決まりで、赤に塗装。(´∀`*)
これが最終形態です。やっと落ち着きました。

チェーンの暴れが抑えられ、チェーンカバーなどに当たらなくなりました。
粗雑なアクセルワークでも、ほとんどカチャカチャ鳴りません。静かです。
いやいや、ここまで来るのに、けっこう長い道のりでした。めでたし、めでたし!

後はベアリングの耐久性ですが、壊れた時点でここにアップします。
アップがないということは、まだ生きてるということです。

【2014年07月11日追加】 
 
チェーンカバーが壊れました。

やっぱり、チェーンカバーにチェーンが当たって、累積疲労で壊れたようです。

しょうがないので、チェーンカバーを外して乗っていたのですが、相変わらずチェーンがサスペンションに当たります。

チェーンテンショナーのバネを強くして、チェーンのブレを抑える方法もあるのですが、テンショナーのベアリング強度が気になって、そうテンションを上げるわけにも行きません。

んで、まあ、これぐらいの干渉は無視していいのかな〜、とも思いつつ対策を考えます。
 
買ってきたのは、水道のクランプ金具と、電気配線用の塩ビパイプ。

 
スイングアームにクランプを取り付け、電気配管用塩ビパイプをチェーンガイドにします。

 
出来上がりは、こんな感じ。

これで、チェーンがサスペンションに当たることはありません。

 
ただ問題は耐久性です。

塩ビパイプが、どれぐらいで割れちまうか。。。

本日は、台風8号の雨のため、試乗できませんが、チェーンが塩ビパイプに当たる音も気になるところです。

後日、結果は報告します。
だめなら、サスを更にチェーンと反対側にオフセットさせるか、最後は大型バイクのサスペンションで、一本サスにするのが最良かもしれません。

【2014年08月11日追加】  
 
むむ・・・。
これで、確実にサスペンションに当たることは無くなったのだが、チェーンとパイプの間隔が狭くて、「ガラガラ・・・」と、当たりっぱなしになる・・・。

 
作戦変更!
で、太めのビニール管を買ってきました。
 
今度は、チェーンを覆うのではなく、サスペンションそのものを覆います。

 
サスから、パイプがずり落ちないようのに、ネジを差し込みます。このネジでどこかにパイプを固定しようというものではありません。

ネジに引っかかって、下に落ちないというだけです。

 
付けるとこんな感じです。
チェーン側のパイプは撤去します。

 
あまりにも、ビニールパイプが貧相だったので、とりあえず「モンエナ」のステッカーとか貼ってごまかします。

さて、これでどうなるか・・・。失敗したらまたこのページにアップします。

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