中華バギーとの付き合い方

@ 点火プラグの確認・トラブルシューティング
電気系統のトラブルが予想される場合、一般的には@点火プラグ→Aプラグコード→Bイグニッションコイル→CCDI→D発電ユニットの順で、犯人を追い詰めていきます。

その逆でもいいのですが、発電ユニットの確認のために、のっけからクランクカバーをあけるか、複雑なエンジンハーネスを外す必要が出てきて作業が大変です。まずは、プラグをシリンダヘッドに接触させ、スパークを確認してください。(ってか、スパークが写っていません・・・、情けないです))



青白いスパークが確認できればOKです。赤みがかかったスパークはパチパチ派手に飛んでいても、熱量が小さいのでダメです。だまされないようにしてください。赤色のスパークは、電極碍子の湿気やひび割れによる絶縁不良の時に起きます。

長い間乗らなかった後スパークしないのは湿気によるものです。ですからガスで焼いて乾燥させるという応急処置もあります。奥さんに怒られる可能性がある場合、ガスバーナーを使うという手もあります。この場合はヤケドに注意して下さい。



ハードな走りの後、スパークしないのは中心電極碍子の破損(目に見えないクラックなど))が考えられます。プラグ交換しかありません。近所のバイク屋に行って買ってきて下さい。ホンダの4サイクル50cc用エンジンのプラグですので、バイク屋さんならどこにでも置いてあると思います。(仕様はこちらです)

今後の事もありますので、1〜2本、予備のつもりで手元に置いておかれることをお勧めします。高価なものでもありませんので。。。

プラグを購入する際は、イリジウム仕様といった高価なプラグではなく、300円程度の安物のプラグを買って下さい。
高価なプラグは、ノイズ発生を抑えるため内部抵抗が大きく、スパークエネルギーを減衰させちゃいます。
最近の車はコンピューター部品が多く、ノイズによる誤動作を防止するため、このようなプラグ仕様になっている訳ですが、同時にその分を見込んで、発電容量もしっかり設計されしています。

ルナにはコンピュータなんか付いていませんので、ノイズによる誤動作の心配はありませんってか、発電ユニットが貧相なので、むしろそっちを心配すべきです。プラグは安物でなければなりません。さて、結果はいかがでしょうか?

新品のプラグでもスパークが飛ばない場合。
犯人は、プラグコードより、電源側にいます。一般的には、プラグコードはイグニッションコイルより外せるのですが、ルナはそれが出来ません。ですから、次に疑うのはイグニッションコイルです。 

 すみません、以下、工事中です。
新品のプラグに変えたらスパークが飛んだ!
プラグを組み込んで、再スタートしてみてください。その際の燃料は、最適混合比のものを提供してください。
すみません、以下、工事中です。
新品のプラグに変えたらスパークが飛んだ!
でも始動しない場合。
点火タイミングがずれている可能性はありますが、まずはその前に、確認することがあります。燃料をぶち込んでみます。
すみません、以下、工事中です。

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